今日では、私達の身の安全や財産を守るためには、鍵は無くてはならない存在になってきています。そうした意味において、まだ鍵の大切さを身を持って感じていない人に対しては、「あなたの生活に鍵の存在は深く浸透している!」と呼びかけたい心境になります。あるいは、一度くらいは鍵の大切さを実感するような犯罪や事件に巻き込まれた方が、その人にとっては良い人生勉強になるのではないか!とさえ思ったりもするのです。
ちなみに私の娘も高校に通っている頃、自転車の鍵を掛けずに駐輪場に止めることがあるため、帰る時には自転車を盗まれるということが2~3度ありました。きっと、鍵の大切さを実感していなかったのでしょうね。普通1度盗まれるとその時点で悟るハズなのですが、それでも悟れないために2度3度と盗まれているのです。もうそうなると、どうしようもないですね。今では、大学に通うためにアパート住まいなのですが、そんな環境にもなると今度犯罪被害に遭遇するとしたら、高校の頃のように自転車を盗まれるという次元ではないでしょうね。とくに都会では、一人暮らしの女性が強姦殺人事件に巻き込まれるという事件が度々発生しています。親としては、高校生の頃の自分の愚かさを悔い改めて、そんな被害に遭わないで欲しい!と願うばかりです。
ところで警察庁の報告によると、空き巣犯罪の手口のナンバー1が無施錠なのだそうです。そうした犯罪がどうして成立するのかということを考えてみた時、朝出勤前に自宅の鍵を掛け忘れるという方は、まずいらっしゃらないでしょうね。そうなると、トイレやお風呂の窓ガラスに鍵が掛かっていなかったとか、ゴミ出しにちょっと出たスキに空き巣被害に遭ったというケースが考えられるでしょうね。そうしたことは、人の性格も関係してしまうのかもしれませんが、細かいところまで行き届かない気持ちの隙間をターゲットにして犯罪を繰り返しているのでしょうね。