鍵の種類あれこれ

「世の中広くて、色々な人がいるものだ」と思う機会は、人生の中でも比較的多いものではないかと僕は感じています。これは進学や就職など、自分の身の回りの環境が変わると、特に感じやすい事柄だと思いますが。実際、僕も最近「変わった人」と感じる人と多く知り合いました。

さて、僕は現在、生まれ育った徳島県を離れて、関西地方の中心地とも言える大阪で大学生をしています。もちろん四国にも大学はあるのですが、語学系の学校で僕が通いたいところがこちらにはなかったことと、社会に出て働く前に一度実家を出て一人暮らしをしたかったという自分の気持ちが重なり、大阪に出てきた次第です。

こちらの大学に通い始めてみると、さすが関西の中心だけあって、物凄く多くの同世代の人と同じキャンパス内で知り合うことが出来ました。それだけでも、わざわざこちらの学校を選んだ甲斐があるというものですが、サークルに入ってみると更に「濃ゆい人たち」と出会うことが出来たのです。
僕が入ったサークルは「雑学研究会」というところなのですが、そこには「鍵の種類あれこれ」や「500円で一日のご飯をすべて賄う方法」など、一般的に見ると非常にニッチな知識を持っている先輩たちがいたのです。
その知識の濃ゆさは、「世の中広い。妙な人も多いんだ」と僕に思わせるのに十分で、今後のキャンパスライフがとても楽しみです。