閉じ込められるなんて思ってみなかった……トイレの鍵の盲点

私は、以前トイレに閉じ込められたことがあるのです。トイレから出ようとしてドアノブを回したところ、ドアノブが空回りしてしまうのです。まさか、トイレに閉じ込められるとは思ってもみなかったという言わば、トイレの鍵の盲点のようなものですね。おまけに、トイレにスマホを持ち込んではいないので、鍵屋さんに連絡をして助けてもらおうと思っても連絡の仕様がありません。そうなると、家族の誰かが帰宅するまで閉じ込められた状態なので、さすがにその時ばかりは焦りましたね。しかも、例え家族の誰かが帰ってきたとしても、ドアノブが空回りする以上はドアの外からですらドアを開けることは不可能でしょうね。そんなことを頭の中で思案していると、精神的にも疲れてしまいます。結局、家族が帰ってきてそれから鍵屋さんを呼ぶともなると、その間何時間くらいになるのかわかりませんが、相当な時間トイレに閉じ込められた状態になってしまうでしょうね。トイレに居るためにトイレに行く心配は要りませんが、お腹もきっと空くでしょうね。そんなことを頭の中で思い巡らせながら、最終的にはドアに肩をぶつけて体当たりを何度か繰り返しながら、ドアを壊して外に出ることに成功することができました。今その時のことを振り返ってみても、悪夢としか言い表しようがないという出来事でしたね。

ちなみに、私と同様にトイレに閉じ込められたというドジな人が世の中にいるのかどうかをネットで調べてみました。すると、結構そうした方はいらっしゃるようなのです。家の中で閉じ込められる確率が高いのは、トイレでその次に多いのはお風呂なのだそうです。どうしてなのかということも気になったので調べてみたところ、トイレの鍵というのは、家庭向けの室内用ドアノブに付ける鍵でもあるので、それ程頑丈な物ではないようなのです。おまけに、頑丈ではないながらも鍵を掛ける頻度が一番高いために壊れ易いのだそうですね。